今回はインスタグラム広告について紹介していきます。
インスタグラムは現在急成長を遂げており、国内の月間アクティブユーザー数も2,000万人を超え、今最も勢いのあるSNSと言えます。
特に若年層の女性の利用率が高く、アパレルブランドやコスメブランドなど、女性をターゲットとする企業を中心にビジネス活用が進められていましたが、今や不動産やBtoB商材など、様々な業種が参入するようになりました。
利用ユーザーの傾向としては、つながりはあまり求めておらず、趣味関心の強いSNSです。
アクティブユーザーはツイッターを超えており、利用者の7割は女性で、35歳以下が75%以上を占めています。
インスタグラム広告のメリット
・競合他社の出稿が少ない
インスタグラム広告は今最も注目されている広告ですが、その新規性から、未だ広告出稿している企業は少なく「穴場」のWEB広告と言えます。
クリック単価が低いため限られたご予算でも多くのクリックを集められます。
・ハッシュタグの活用で更なるリーチ拡大が期待できる
インスタグラムでは「ハッシュタグ」を利用する文化が定着しています。
ハッシュタグ検索が日常的に行われ、検索に引っかかるようにユーザーは投稿写真に複数のハッシュタグをつけます。
投稿広告にもこのようにハッシュタグをつけることで認知拡大へと繋がります。
インスタグラム広告が日本導入されたのは2015年10月からですので、現在導入後2年が経過しています。
インスタグラムは写真や動画投稿に特化したSNSで、2010年にサービスを開始しました。
当時はもちろん広告展開などはしていなかったため、売上はゼロ。
しかし2年後の2012年、フェイスブックがインスタグラムを買収する頃にはユーザー数1億人を突破し、売上ゼロ・社員数13人であったにも関わらず約10億円もの高値でフェイスブックの傘下に入ったのです。
インスタグラムの広告入稿がフェイスブックの広告管理画面経由であるのはこのためです。
また、インスタグラムのユーザー層は10~20代の若年層が圧倒的に多くなっています。
中高年のユーザーが多いフェイスブックではリーチしきれないユーザーへも、フェイスブックの高度なターゲティングをそのまま利用してリーチできるようになりました。
今最も勢いのあるSNSであるインスタグラムが、これまで地盤を築いてきたフェイスブックの高度なターゲティングを利用できるため、あっという間に広告面でも普及していきました。
広告の出稿形式は静止画・動画に加え、最近ではストーリーへの広告展開もできるようになり、広告出稿の幅がどんどん拡がってきています。
インスタグラム広告はこれから更に進歩していくことが予想されます。