世界No.1の検索サイトと言えばGoogleですが、No.2をご存知でしょうか?
Bingや中にはYahoo!を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、YouTubeです。
主要な検索プラットフォームを抑え、堂々2位に君臨しています。
主にYouTubeを活用したTrueView広告では、媒体内の動画を使って様々なアプローチが出来ます。
特に商品の認知拡大には大きな効果を発します。
広告を配信して、動画を見てもらうことが目的となりますが、
TrueViewで広告配信をするとYouTube上でも再生回数が反映されるので、動画の価値や人気度も間接的に上げることができます。
今回はYouTubeの視聴カウントについて説明していきます。
【YouTubeの場合】
動画を11秒以上見た場合1視聴としてカウント
【TrueViewの場合】
・インストリーム広告(動画視聴前に流す動画広告)
①30秒以上の動画であれば30秒以上の視聴で、1視聴となります。
②30秒以内に何らかのクリックが発生した場合も、1視聴となります。
①②いずれかで視聴となった場合、全て課金対象となりますので
Adwords広告管理画面上+YouTube上に視聴がカウントされます。
また、広告を11秒以上、29秒未満(課金対象外)視聴された場合、
YouTube上にのみ視聴がカウントされます。
つまり、実質無料で視聴回数が稼げるということです。
・ディスカバリー広告
広告をクリックして動画ページに遷移した場合に1視聴としてカウントされます。
Adwords広告管理画面上+YouTube上に視聴がカウントされ、視聴秒数に依存しません。
・バンパー広告
バンパー広告は6秒以内の動画を完全視聴させることができます。
そのため、当然Adwords広告管理画面上+YouTube上に視聴がカウントされます。
注目すべきはインストリーム広告の
『広告を11秒以上、29秒未満(課金対象外)視聴された場合、YouTube上にのみ視聴がカウントされる』という点です。
課金・無課金をこちら側で操作することはできませんが、広告配信の副産物として無料で再生回数を上げることができます。
YouTubeの勢いが右肩上がりである今、動画の再生回数に付加価値がつくようになり、ユーザーの印象を大きく左右するものとなりました。
再生回数が多いだけで注目度も上がりますし、ユーザーの動画を見ようという気持ちを引き出すこともできます。
実際に再生回数を上げるためだけに広告配信を行っている企業もいます。
特に大手企業さんは「再生回数が少ないとかっこ悪い」という理由だけで広告配信するケースもあるのです。
(もちろん、その先におのずと商品PRも付いてきますが)
YouTubeの再生回数は単なる数字ではなくなってきている証拠ですね。
今後「再生回数を上げる」という広告の目的が確立されることで、代理店の提案の幅も広がっていくことでしょう。